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映画『大いなる沈黙へグランド・シャルトルーズ修道院』感想

久しぶり、数年ぶりの更新!もう感想の書き方とか忘れたので読みにくくて、人に読ませるようなもんじゃないけど、リハビリしながらなんとなく更新していきたい!

久しぶりの感想で、いきなり感想書きにくい映画だなーww
一言で言うと『眠くなるほどいい映画』だった!!

以下感想!


『大いなる沈黙へ グランド・シャルトルーズ修道院』
(原題:Die Grosse Stille )
フランスの山奥にある、もっとも厳格な男子修道院、グランド・シャルトルーズ修道院のドキュメンタリー映画。2時間45分という長編。ナレーション、BGM、照明、一切なし(それが撮影の条件だった)。


世間から離れた山奥の修道院の雰囲気、日常において基本的に会話を許されない修道士たち、そして、長回し・遠近感を使った神秘的なカメラワークのおかげで、とても眠たくなる。正直、修道院を体感した側から、忘れていく。今見ている前のシーンなんだっけ?とふと思っても思い出せない。(俺が映画見る目無いだけなのかも知れない。)
けど、思い返すと、とてもいいシーン多いし、キャラ立てされている修道士も何人かいて、映画後の会話も思いのほか弾んだ。(ちなみに妹と行って来た。)

この映画は気軽に人にオススメできない。とっても長いし、とっても眠たくなるから。実際、連れはちょっと寝てたしw。しかし、誰かと一緒に行かなければ、鑑賞後のもやもやを語り合えない。だから、どうしても行きたい人は、気の置けない人を連れて行かなければならないw

何はともあれ、ちょー眠くなった。この映画を判断する上で、どの視点に立つか(立つべきか?)は大切な気がする。ちなみに連れは、「いい意味で眠たくなる」って言ってたw

映画の途中途中で、修道士の顔のアップが挿入される。記憶が確かならば、3人ずつ×7回で、計21人ほどの修道士の顔が映し出された。祈りのシーンなど全員が集合する場面で、修道士を数えたら、全員で約20人程だったので、おそらく全員の顔を挿入したのだと思う。

また、何らかの書物の一節のようなものも、度々挿入される。同じ内容の一節が、繰り返し挿入されることもあった。特に印象的だった一節が以下。

『一切を退け私に従うものでなければ
弟子になることはできない』

映像的には、西洋絵画を非常に意識した構図。光と影をとても印象的に使って撮っている。広告の写真(老人が料理をしている姿)は、まんまフェルメール。果物が盛られた皿の映像は、レンブラントのように陰影に富んでいた。時計のねじ巻くシーンとかも、窓からの光がとても印象的。また、ドア枠や窓枠を使って、意識的に画面を切り分けているような印象があった。

映画の最後の方で盲目の修道士のインタビューがあるのだが、彼がとても印象的な発言をしている。2時間以上席に座り続け、体も頭も疲弊した状態の観客には響くものがある。しかし、世俗から離れた修道士が、世俗について言及する点に少し引っかかりを感じ、鑑賞後に妹に話してみたら、こう返された。「修道士も人だし、間違えたんじゃないの?」

なんかすげーなって感じましたw

まあ、実際、盲目の修道士が間違ったかどうかは置いといて、あれだけ質素で単純で厳格な毎日を繰り返してたどり着いた境地が、最後の修道士のインタビューに表れたんだもんな。たかだか、3時間、映画で修道院を体感して、その気になってんじゃねぇよってことだよな。俺なんかの理解が及ぶはずもない。違和感を感じて当然だったのだろう。

この映画は、そういった修道院の日常を淡々と、とても美しく印象的な映像で記録している映画。
なので、ネタバレも何もない(この映画の本質はもっと別のところにあるので。)のだけれど、


一応、【以下 ネタバレ注意】。 
映画の構成(シーン)を思い出せる範囲でできるだけ正確な順番で書いていく。映画を見終わった方が、内容を反芻するための一助になれば幸い。ちなみに出てくる人物は、観光客以外、みな、修道士(だと思う)。



・独居房での青年の祈りのシーン(この部屋は何度も出てくる)
・オープニングタイトル(原題:Die Grosse Stille)。雪の振る空や、修道院の外観の景色など
・礼拝堂で鐘を鳴らす青年のシーン(部屋の外からドアの隙間越しに撮影している)(ここで初めて、音らしい音を聞くことができる。それまでは生活音のみ)
・鐘の音を聞いて、修道士たちが礼拝堂に集まってくる。 礼拝堂に入る前には、入り口の水で指を清める。(長い廊下が印象的。)
・布を裁つヒゲの老人のシーン。 布をハサミで裁つ音が心地よい。どうやら新しい修道士の服を作っているようだ。(カメラ位置にはやはり遠近感を感じる。)
・盲目の老人が杖で椅子を探りながら、座るシーン。(ここでも、部屋の外からドア越しに撮影)
・ヒゲの老人が、新入生(白人と黒人)に修道服を与えるシーン。
・礼拝堂で、新入生を受入れる儀式のシーン。
 長「何を望む」新入生「慈悲を」
 長「あなた方はいつでもここを辞める自由がある」
 長「同じように、修道院には、相応しくない者を辞めさせる自由がある」
 そして新人は、修道士たち全員とハグをして受入れられる。
・新入生をボーズにする。そして独居房に案内する。

・ヒゲの老人が料理をするシーン。(まるでフェルメールのようなアングルと陰影)
・独居房で本を読みながら食事をする青年。
・食器を洗う黒人の新入生。
・長い廊下で、それぞれの独居房に配膳をする修道士のシーン。
・ネコを追う修道士。その先にはネコの餌場がある。「リーリー」(?)等と叫びながら、皿をたたいて音を出し、他のネコも呼び、餌をやる。 なんかクマのぬいぐるみもやってた(けど、見事にネコに嫌がられていたw)
・ヒゲの老人の雪かきのシーン。畑に積もった雪をよけていた。 足元が覚束ないのは、深く積もった雪のせいだけではなさそう。足が悪いのだろう。 雪かきを終えると、カメラマンに一瞬笑顔を見せ(ステキな笑顔だった)、倉庫に向かう。倉庫に入ると、野菜の種を取り出して、パッケージ裏面の説明書きを熟読w
・机上いっぱいに書類を広げている修道士のシーン。
・礼拝堂で鐘を鳴らす青年のシーン(今度は、礼拝堂内から撮影)

・日曜の昼食のシーン。修道士たちが食堂に列を成して入っていく。その際、指を水で清め、タオルで拭いている。修道士の一人がマイクに向かって何かを読み上げている。
 「日曜の昼食だけは、皆が食堂に集まり、一緒に食事をする」
 「日曜の午後、課題を終えた後は、修道士は会話を許される」
 「修道士は、聖週間を除き、週に一度は外に出なければならない」
 「町を通るときは、細心の注意を払い、すみやかに通り過ぎなければならない」
 「世俗の家に立ち寄ってはならない」
 「道中、飲み食いをしてはならない」
・午後の会話のシーン。修道士たちは、野原を散歩しながら会話を楽しんでいる。
 「さっきの所は、普段は読まないんだよ」(マイクで何かを読んでいる所の事?)
 (話し変わって、手を洗う話)
 「食事の前に、手を洗わなくていいと?」「無駄なことはやめてもいい」「問題は、手を洗うことではなく、我々にある」「手を洗うことには賛成だが、洗う前に手を汚さなくてはいけないな」「www」(何だか楽しそうな修道士たちでした)
・長い廊下で配膳をするシーン。
・花壇(?)に面した廊下で、花壇を見ながら食事をする青年のシーン。食後に花壇をうろうろ(散歩?)する。
・祈りの歌を練習する黒人の新入生のシーン。ピアニカのような楽器で音を取りながらの練習。
・水を汲むヒゲの老人。水辺で重そうな石を持ち上げたりしてる。そこから引いたホースに口をつけ、めっちゃ吸って、水を出すw(このヒゲ老人めっちゃ働いてない?ってこの辺で思い始めるw)
・いくつかの景色のシーン。
・独居房での祈りのシーン(冒頭の部屋と同じ)。祈りの後に、カメラマンに笑みをくれる修道士。(いい笑顔!)

・牛とヤギの放牧のシーン。
・上裸の老人に、軟膏を塗る青年のシーン。(衰えた肉体ながら、筋肉質にも感じた。肩幅が広いせいかな。)
・礼拝堂前室の時計のゼンマイを巻くシーン。時計の下には、アルファベットが振られた棚。そこには本が入っていて、その本を貸し出しているように見えた。身振りで何かしらのコミュニケーションを取っている様にも見えた。(画面右上の窓から差し込む光が印象的)
・普通の格好をした人の集団のシーン。バッグを持っているので、観光客かな。ここまで修道士だけを見てきた為か、観光客の腕時計にとても違和感を感じた。(もしかしたら世俗の象徴としてフィーチャーされてたかも)
・散髪のシーン。3人の修道士が散髪をしていた。散髪が終わると、床屋の修道士の顔のアップ。カメラを引くと、ヒゲの老人が、髪の掃除をしているw
・青年が部屋を掃除するシーン。(ここもドア越しのカメラ位置)
・礼拝堂で、お香を焚いて皆でお祈りのシーン。お香を焚いたまま、廊下を移動してどこかへ。

・青年が鐘を鳴らしてお祈りのシーン。
・独居房で書き物をする青年のシーン(筆記体がとても綺麗)
・雨のシーン
・祈りの歌のシーン(暗い部屋で、書物を読むためのライトだけが光っている)(このシーンは何度も出てくるが、他にどこで出てきたか忘れた。)
・礼拝堂で祈りのシーン。皆が床に跪いた後、礼拝堂の前方に円形集まって祈る。
・黒人の新入生の食事のシーン。フランスパンとスープ(?)とヴォルヴィック(?)。
・靴を修理する青年のシーン。
・雪原を散歩しながら会話を楽しむ修道士たち(おそらく日曜の午後なのだろう)。雪原の坂を登りきるを、雪を滑り落ちてくる。ケツで滑ったり、立ったまま滑ったり、転げながら滑り落ちてきたりと、楽しそうな修道士たち。(観客からも笑い声が。)
・盲目の修道士のインタヴュー
「死は怖くない。神に近づくことだから。」「早く神に近づけることは幸せだ。」「神は常に見ている。私は盲目になったことを感謝している」「今の世の人は、生きる目的がもてないから不幸だ。」
・祈りのシーン
・エンディング(オープニングの場面が逆の順番で繋がれていたようだった)




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